東日本大震災の発生から12年になるのを前に、名取市で、宮城県内で活動する7つの和太鼓の演奏団体による追悼演奏が行われました。
名取市閖上の震災メモリアル公園で行われた演奏は、県内の和太鼓演奏団体でつくる「宮城県太鼓連絡協議会」が主催。
地元で活動する「閖上太鼓保存会」のほか、登米市や大崎市などで活動する6団体の、あわせて7団体が演奏を披露しました。
地震が起きた午後2時46分に黙とうした後、震災で亡くなった人への鎮魂の思いや復興への願いを込めて41人全員で演奏を披露しました。
閖上太鼓保存会三浦勝治さん「支援を頂いた皆さんへの感謝の気持ちと、何よりも閖上の元気を伝えていきたいというふうに思っております。太鼓を通じてみんなでもっともっと(地域を)盛り上げていって復興の力になれればと思っております」