侍ジャパンの世界一は多くの人に刺激を与えていて、仙台市宮城野区のバッティングセンターは大ぎわいでした。
WBCで14年ぶり3度目の優勝を果たし、日本中に歓喜と興奮をもらたした侍ジャパン。選手の姿に触発された人たちが宮城県にもいました。
前田さつき記者「宮城野区のバッティングセンターに来ています。平日この時間帯は人が少ないそうなのですが、多くの利用客でにぎわっています」
宮城野区のアミューズパーク仙台港店には、正午の開店と同時に多くの人が訪れ、15分ほどで7打席全てのレーンが埋まりました。
毎年、この時期は割引セールを行っているため利用客は増加傾向にありましたが、WBCが開幕すると例年よりも多くの人でにぎわったということです。
アミューズパーク仙台港店佐藤寿信店長「(利用者は2月と比べ)1.5倍から2倍くらいに増えていると思います。うちの店もだいぶ盛り上がってきているので、WBC効果はすごいなとは思いますね」
WBC開幕前、平日では1日に300人ほどが訪れていましたが、大会が盛り上がるにつれて利用客も増え、多い日には約800人が来店したということです。
「WBCを見ていて自分もバッティングセンターに行ってみたいなと思ってきてみました」「もちろんWBC優勝したからです。22日の夜も来ましたが、あまりにも混んでいたので昼間にお伺いしたら、こんなに人がいるとは思っていなかったので、でもいっぱいバッティングできて良かったです」
長年ソフトボールチームに所属する人からは、今回の優勝が競技人口の増加につながればとの声が聞かれました。
「(野球人口が増えるのは)いいことだね。もっともっと増えれば、(野球やソフトボールの)メンバーがなかなか集まりにくくなっていたのでいいんじゃないですかね」
アミューズパーク仙台港店佐藤寿信店長「少しでも一人でも多く来てくれればいいなと思います。一過性ではなくてずっと長く、野球を楽しんでくれたらいいなとは思います」