介護や水産、建設などに従事する人材を確保するため、宮城県は外国人の人材受け入れに関する協定をベトナムに続きインドネシアとも結ぶ方向で準備を進めています。
宮城県がインドネシアと人材の受け入れに関する協定を結ぶとの方針は、村井知事が17日の定例会見で示しました。
村井知事「(3月に)ベトナムと協定を結びましたけども、インドネシアに行って来ようと思っています。インドネシア政府との協定締結を進めたい」
県は介護や水産、建設などに従事する外国人の人材を確保するため、3月にベトナム政府と技能実習生などの受け入れ推進に関する協定を結びました。
協定では、ベトナム人のための相談窓口の設置に加え、日本語学習や帰国後の再就職を支援することなどを取り決めています。
県は、同じ趣旨の協定を夏をめどにインドネシア政府とも結ぶ準備を進めているということです。
外国人の人材確保をめぐっては、韓国や台湾などとの国際競争に加え国内の地域間競争も激しくなっていて、人材受け入れを推進する協定の締結によって宮城謙を選んでもらうための環境づくりを進めたい考えです。