宮城県を代表する食材を使ったせり鍋は冬の味覚として人気がありますが、更なる消費拡大を目指し、春に取れる春セリを使った新しい料理がお披露目されました。
宮城県産のセリは、年間の生産量が約424トンと全国1位を誇ります。
このうち4月から5月にかけて収穫される春セリは柔らかく香りが良い一方、鮮度が落ちやすいため宮城県でしか流通していません。
希少な春セリの消費拡大を目指し、県は21日から10カ所の飲食店で「みやぎ春せりフェア」を開催します。
これに先立って県庁では、春セリとみやぎサーモンの巻き寿司や春セリを豚バラ肉で巻きパウダー状のカラスミをかけた料理など、フェアで提供されるオリジナルメニューがお披露目されました。
路地BAR八兵衛沼田義弘さん「様々な食材との組み合わせを楽しみながら、春セリの魅力とおいしさを味わっていただければと思いました」
JA全農みやぎ園芸販売課片柳史也さん「こういった形でセリを食べられるというのは、より多くの方にセリを知ってもらうきっかけになると思いますし、非常においしかったです」
みやぎ春せりフェアは、4月21日から5月21日まで開催されます。
仙台市や石巻市など10カ所の飲食店でそれぞれ違ったメニューが味わえます。