仙台市は、青葉区に建設を計画する音楽ホールの中間案をまとめ、建設費と設計費などを合わせ現時点で350億円規模になるとの試算を示しました。
仙台市は2000席規模の音楽ホールを青葉区の国際センター駅北側の広場に建設することを決めていて、建物には震災伝承施設も併せて整備されます。
仙台市が示した中間案によりますと、音楽ホールと伝承施設の複合施設にすることで延床面積は3万2000平方メートルと、当初の計画から1000平方メートル削減できたということです。
それに伴い建設費も当初の計画より10億円少ない336億円に削減され、これに設計費など14億円を合わせた現時点での試算は350億円規模になることが示されました。
郡仙台市長「世界に誇れる施設になるものと、意を強くしたところでございます」
仙台市は24日からパブリックコメントの募集を始め、2023年度中に基本計画を策定、2031年度の開館を目指しています。