宮城県石巻市の病院で、自然災害などの傷病者に対応する救護班に辞令が交付されました。

 日本赤十字社は、自然災害や大規模事故に対応するため医師や看護師などで構成する救護班を、全国各地の赤十字病院に設置しています。

 石巻赤十字病院では救護班に加え初動班と原子力災害医療派遣チームを設置していて、計239人に辞令が交付されました。

 救護班植田信策医師「人道的な活動を優先に考え被災者の救命、救護、そして人権に尊重した活動をする、そういう活動をする団体であり続けたいと思っております」

 石巻赤十字病院では今後、国や地域の防災機関との合同訓練や院内研修などを行い有事に備えたいとしています。