宮城県と日本財団の支援の下、障害者が働き手となる野菜工場が美里町に作られることになりました。

 県や日本財団などは24日に会見を開き、2024年1月から美里町で障害者が働くホウレンソウの水耕栽培工場を稼働させると発表しました。

 県と日本財団は2020年に障害者の就労を支援する協定を締結していて、工場の建設費2億7000万円は日本財団が負担し、初年度の運営費の一部に当たる1000万円を県が担います。

 工場は仙台市泉区の社会福祉法人が運営し、障害者約20人を雇用して年間54トンのホウレンソウを東日本のコンビニエンスストア向けに出荷する計画だということです。

 日本財団尾形武寿理事長「安定的に作物が栽培でき、障害者がそこで安定的に働いてほしい」