開催まで2週間ほどに迫った仙台七夕まつりについてです。物価の高騰を受け、七夕飾りを準備する商店街を支援しようとクラウドファンディングが行われていますが、集まっている寄付額は、目標額の半分ほどにとどまっています。

 クラウドファンディングは、仙台七夕まつり協賛会が7月1日から8月19日まで受け付けていて、21日までに集まった額は77万5000円と目標額の200万円に対し半分以下にとどまっています。

 七夕飾りの制作には1本当たり40万円から100万円ほどかかり、協賛会から商店街に一定の補助が出ていますが、材料となる紙や竹の費用や輸送費の値上がりを受け、商店街の負担が大きくなっています。

 そこで協賛会は商店街を少しでも支援して七夕祭りを盛り上げたいと、初めてクラウドファンディングで広く寄付を呼び掛けています。

 仙台七夕まつり協賛会事務局渡辺英樹「400年続くお祭りですので、継続してほしいのはもちろんですが、時代時代に合った見る方に楽しんでいただける飾りをこれからも作っていただきたいと思っております」

 4年ぶりに制限のない仙台七夕まつりとなりますが、仙台市中心部に飾られる大型の物が約250本と、コロナ前の8割ほどにとどまっています。