東日本大震災の津波で大きな被害が出た宮城県名取市で12日、「なとり夏まつり」が開催されました。13年ぶりに灯籠流しが復活しました。
勇壮な閖上(ゆりあげ)太鼓で始まった「なとり夏まつり」。家族連れなど多くの人で賑わいました。
震災後は、会場を内陸に移していましたが、去年から閖上に戻して開催しています。
今年は恒例行事だった「灯籠流し」が13年ぶりに復活し、訪れた人は貞山運河を流れる約200個の灯籠を静かに見守っていました。
訪れた子ども「絵が光っているみたいできれいだった」
訪れた人女性「妹たちが亡くなっているもんでやっぱり鎮魂の思いを少しでも届けたいなと」
祭りのフィナーレでは約1万発の花火が夏の夜空を彩りました。