仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で14日、今週も緩やかに減少する見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから仙台市内の新規感染者数を予測しています。

 調査では先週のウイルス濃度は2週連続で低下していて、今週の予測値は9869人と5週間ぶりに1万人を下回り緩やかな減少傾向が続く見通しです。

 東北大学大学院工学研究科・佐野大輔教授「(夏休みで)人はたくさん集まっていますけど基本的には外であり、お祭りも密室での感染が成立しやすい状況が増えている状況ではないのではないか」

 佐野教授は、緩やかに低下しているが依然高い水準ではあるので、引き続き熱中症に気をつけながら換気を心掛けてほしいとしています。