仙台市宮城野区の自宅に身元不明の遺体を放置したとして、会社員の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。遺体は同居していた兄とみられています。

 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは宮城野区鶴ケ谷6丁目の会社員宝英樹容疑者(48)です。

 警察によりますと宝容疑者は8月5日ごろから15日までの間、自宅に身元不明の遺体を放置した疑いがもたれています。

 警察の調べに対し宝容疑者は「どうしたらいいか分からずそのまま放置していた」と話しているということです。

 近所の人から「異臭がする」という相談が交番にあり、駆け付けた警察官が遺体を発見しました。

 宝容疑者は50代の兄と2人暮らしで、警察は遺体は兄とみて身元の確認や死因の特定を進めています。