仙台市営バスの50代男性運転手が、7月にあおり運転をしていたことが分かりました。
坪谷歩香記者「回送中のバスは約1キロ、車との車間距離を詰めて走行していたということです」
仙台市交通局によりますと7月27日、宮城野区の市道で回送中の市営バスが、赤信号で停車した前方の車に車間距離を詰めて停車しました。
その後、バスの方向転換をする回送場までの約1キロにわたり、あおり運転をしたということです。
市営バスのドライブレコーダーには、運転手が「早く行け、この野郎」などと独り言を言っている様子が記録されていたということです。
仙台市交通局自動車部和泉政博業務課長「相手の方にあおり運転、車間距離を詰めた走行になった。バスの車体が大きいものですから、威圧感を感じて恐怖を覚えたというようなお申し出だったものと把握しております」
仙台市交通局は男性から抗議を受け翌日に謝罪し、業務委託先の宮城交通を通じ、50代男性運転手に厳重注意をしたということです。
運転手は、始発に遅れそうになり焦っていたようだということで「無意識に車間距離を詰めていて、不快な思いをさせ反省している」と話しているということです。