宮城県大崎市の病院で発生したレジオネラ症の集団感染で、病院を利用していない周辺住民でも感染が確認されました。大崎市は、施設の衛生管理の徹底を呼び掛けています。
大崎市の永仁会病院では、病院を利用した男女8人がレジオネラ症に感染し、このうち2人が死亡しています。
病院の利用歴が無く、病院から半径3キロ以内に自宅や勤務先がある男女11人の感染が確認されていて、このうち4人は院内の感染源とされる空調設備から検出されたレジオネラ属菌と遺伝子パターンが一致していました。
病院の近隣住民「病院内で感染というわけでもないので、ここにいても危ないというかそれがすごい不安です」
レジオネラ属菌は、冷却塔などの水を使用する設備の中で増殖する場合があることから、大崎市は施設管理者に対し衛生管理の徹底を呼び掛けています。