22日投開票の宮城県議会議員選挙で若い世代に投票を呼び掛けようと、仙台市は東北学院大学五橋キャンパス前でポケットティッシュなどを配って啓発活動を行いました。

 学生「投票行きます僕。毎年行ってました。自分の考えと候補者の訴えがマッチする人に投票している」「投票は行こうと思ってます。若者のことを思っている人がいいなと思います」

 学生たちに話を聞いてみると、投票に行くつもりだという人がいる一方で、地元に住民票を残したままという大学生特有の問題を抱えている人もいます。

 学生「選挙があるのは知ってました。住民票移してなくて投票できないです」

 前回2019年の県議選の年代別投票率は10代から20代が20%前後と他の世代に比べて低くなっていて、若い世代の投票率の向上は大きな課題となっています。

 学生「(若者の投票率低下は)政治家の方たちが何やってるか分からないっていうのが一番大きいと思っていて、もっと若者に向けて積極的に発信していった方がいいんじゃないかなと思います」

 仙台市は、今後も大学で啓発活動を行う予定です。