新型コロナの5類移行後に初めて迎える正月に向けて、仙台市青葉区の百貨店では早くもおせち商戦が活気付いています。
山下裕志記者「おせちの予約会場に来ています。色とりどりのサンプルが並び、一足早いお正月気分を盛り上げます」
2週間前に予約の受け付けを始めた青葉区の百貨店、藤崎では275種類のおせちを準備しました。
予約の出足は前年より遅いと言いますが、それでも既に完売した商品もあるとのことです。
新型コロナの5類移行後、初めて迎える正月のキーワードは、大人数で楽しめるおせちです。
コロナ禍は集まる機会が減り1人で食べられるおせちを準備しましたが、大人数向けの品ぞろえを強化しました。
幅広い世代の好みに合わせて、和風に限らず洋風や中華など豊かなバリエーションが特徴です。
予約客「コロナがちょっと下火になって集まる人数が増えるので、それに対応できるようなものを選びました」
気になるのが価格です。おせちに使う様々な食材が値上がりしたほか、重箱などの包材の費用もかさみます。
こちらの百貨店の平均価格は、前年より1000円ほど高い2万2000円です。
予約客「若干高くなったなというのはありますけど、1年に1回なので奮発しました」
藤崎おせち担当堀江智美さん「コロナが5類に移行して集まることができるようになったと思いますので、ご家族皆様でおせちを囲んで楽しいお正月を迎えていただければと思います」予約はインターネットと店頭で受け付けていて、インターネットは12月20日まで店頭は12月21日までとなっています。