クマの目撃情報が相次いでいることを受け、宮城県はクマ出没警報を12月末まで再び延長しました。平年より多いとする春までの出没予報も合わせて発表し、冬眠しない可能性もあると注意を呼び掛けました。
宮城県によりますと、2023年度のツキノワグマの目撃情報は1111件と、前年度の2倍を既に上回っています。
特に、11月は過去5年間平均の3倍以上となっています。
県は10月23日にクマ出没警報を発令し、期間を11月末まで延長していましたが、引き続き出没の危険性が高いとして更に12月末まで延長することにしました。
クマの行動が活発になる朝夕の時間帯での行動を避けるなど、クマと遭遇しにくい対策を取るよう呼び掛けています。