東日本大震災から13年となった3月11日、宮城県石巻市では慰霊の思いを込めた花火が打ち上げられました。
石巻市渡波では11日夜、約100発の花火が打ち上げられました。
花火は津波で子ども3人を亡くした石巻市の木工作家、遠藤伸一さんが全国から寄付を募って、毎年3月11日に打ち上げています。能登半島地震の被災地復興への思いも込められました。
子どもたち「でっかかったよ最後の。めっちゃでっかかった」「この花火は大事。今の小さい子たちは知らないと思うから。津波の怖さをもう一回知れる」
遠藤伸一さん「3月11日に子どもに伝えるのは大人の役目。今から生きる子どもには災害から命をつないでほしいと思う」