宮城県多賀城市にワークスペースやカフェとして利用できる新たな空間が誕生しました。地域の交流拠点としても期待されています。
SHARE LOUNGE多賀城は、JR多賀城駅前の市立図書館2階に併設され11日にオープンします。TUTAYAや公立図書館を運営する東京都の企業が展開している施設です。
コロナ禍で定着したリモートワークの普及などに伴い、首都圏を中心に店舗を拡大していて東北エリアでは初出店です。
鈴木奏斗アナウンサー「半個室のスペースは周囲を気にせずウェブ会議などに利用することができますし、ソファ席にはモニターが付いていて複数人で対面で打ち合わせすることもできます」
ソファ席やカウンター席など89席あり、無線LANが利用できモニターや充電器などの貸し出しも行っています。
利用は、ビジネスシーンに限りません。哲学やアート、ビジネスなど約400冊の本が置かれ自由に読めるほか、飲み物や菓子類が用意されカフェとしても利用できます。
ワークショップやトークイベントなども開催することができ、地域の交流の拠点としても期待されています。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ堀久美子執行役員「ご家庭だったりご自身の事情だったりで変わっていく多様化する働き方もそうですし、生き方に寄り添える場になるのではないかなと思っています」
深谷晃祐多賀城市長「多賀城に行けば、上質な空間が仙台以外でも感じられる場所があるというのが宮城県にとってもすごく魅力になると思っています」
営業時間は午前9時から午後10時までで、料金は1時間880円です。冬からはアルコールの提供も予定されています。