宮城県石巻市が発注した公共工事をめぐり、入札情報を漏らしたなどとして市の職員ら３人が官製談合の疑いで逮捕されました。

　官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたのは、石巻市職員の星洋一容疑者（５０）、寺内友和容疑者（４６）です。

　２人は、２０２３年２月に石巻市が執行した雨水幹線整備の公共工事をめぐり、入札情報を業者に伝え情報を漏らした疑いが持たれています。

　警察は、捜査の都合のため認否を明らかにしていません。

　星容疑者は建設部下水道建設課の技術課長補佐で、寺内容疑者は主幹として勤務していました。

　石巻市の建設会社、遠藤興業の社員遠藤光弥容疑者（６７）も公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕されました。

　警察は、詳しい経緯を調べています。