30日に栃木県那須塩原市の東北自動車道で発生した高速バス同士が追突し5人がけがをした事故を受け、東北運輸局がバス会社の仙台営業所に監査に入りました。
中津川夏帆記者「監査を終えて、東北運輸局の職員がバス会社から出てきました」
東北運輸局が監査に入ったのは、事故に絡んだ2台のバスを運行するウィラーエクスプレスの仙台営業所です。
東北運輸局によりますと、運転手の労務管理やブレーキなど車両に不備が無かったか、運転手への適切な指導や教育が行われていたのかなどを確認したということです。
ウィラーエクスプレスの高速バス2台は、30日に栃木県那須塩原市の東北自動車道で、路肩に停車していた東京発仙台行きバスに後続のバスが追突する事故を起こし、男女5人が足の骨を折るなどの重軽傷を負っています。
警察の調べによりますと、追突したバスの運転手は「ぼんやりしていて、気が付いたら目の前にバスが止まっていた」と話しているということです。