9月に再稼働を目指す東北電力の女川原発2号機について、宮城県と地元自治体の担当者が安全対策工事の進捗状況などを確認するため立ち入り調査を行いました。
宮城県と石巻市、女川町の担当者などが行った調査では、2号機で非常時に使用するバックアップ用の電源設備の設置場所や、使用済み核燃料を保管する乾式貯蔵施設の建設予定地を確認しました。
約30年をかけて行われる1号機の廃炉に向けた工事の状況も確認しました。
県原子力安全対策課長谷部洋課長「安全対策を今までどのように東北電力として対応してきたかということを県民、国民に向けてしっかりと情報公開と理解の促進に努めていただければと思う」
女川原発阿部正信所長「燃料装荷、原子炉起動といくつもの検査、試験を経てのプロセスが待っていますので着実に対応して13年ぶりの再稼働をして地域の皆様に電気を送り届けたい」
東北電力では、9月に2号機の再稼働を予定しています。