高知市の市営住宅で、70代の住人とみられる女性が血を流して死亡しているのが見つかり、警察は事件の可能性も視野に捜査を進めています。

 24日の午後1時ごろ、高知市十津の市営住宅で「女性が死んでいる」という趣旨の通報が住宅を訪れた人から警察にありました。

 警察によりますと、市営住宅の1階の部屋で70代の住人とみられる女性が血を流して死亡していました。

 女性の近くには、血のようなものが付いた刃物が落ちていました。

 当時、住宅の出入り口や窓にはすべて鍵がかかっていたということです。

 警察は、女性が事件に巻き込まれた可能性も視野に捜査を進めていて、今後、女性の遺体を司法解剖して死因を調べる方針です。