自民党の石破元幹事長は岸田総理大臣と距離を置く菅前総理らと会談しました。9月の総裁選挙に向けて意見交換したものとみられます。

 会談は石破氏が呼び掛けたもので、菅氏のほか、二階派の武田元総務大臣も交えて約2時間にわたって行われました。

 石破氏は総裁選について「自民党や日本のために何が最も良いかを考える」とし、出馬に意欲をにじませています。

 立候補に必要な推薦人20人の確保に向け、非主流派の議員を束ねる菅氏らの支援を得たい狙いがあるとみられます。

 総裁選を巡っては石破氏のほか、河野デジタル大臣や茂木幹事長など「ポスト岸田」候補の動きが活発になっています。