仙台市太白区に住む国家公務員の40代男性が、マッチングアプリを通じて知り合った女からSNSを通じて暗号資産約2400万円相当をだまし取られました。

 警察によりますと男性は4月29日、マッチングアプリを通じて知り合った女からSNS上のメッセージで「叔父がウォール街で働いていて、暗号資産の取引に詳しい彼氏であるあなたと一緒に取引をしたい」などと暗号資産の取引を勧められました。

 女や女の叔父を装った人物の話を信用した男性は、指示された通りに登録したサイトから日本円を暗号資産に変換し5月中旬ごろから8回にわたり計2400万円相当を送金したということです。

 その後、利益の出金ができないことなどを不審に思った男性が警察に相談したところ、被害が発覚しました。

 警察は、SNS型のロマンス詐欺事件として捜査を進めています。