新型コロナウイルスの全国の患者報告数は「11.18人」で、10週連続で増加しています。前の週に比べて1.39倍で、厚生労働省は夏休みシーズンを迎え、改めて感染対策を呼び掛けています。

 厚労省によりますと、8日から14日までの1週間に報告された新型コロナの1定点医療機関あたりの患者報告数は全国で「11.18人」でした。

 前の週の「8.07人」から約1.39倍に増え、10週連続の増加です。

 都道府県別では患者報告数が最も多かったのは鹿児島県の「31.75人」で、次いで佐賀県が「29.46人」でした。

 報告患者の総数は5万5072人です。

 1週間に新たに入院した患者数は3081人で、先週の2357人から比べて約1.3倍に増えています。

 厚労省は夏休みのシーズンを迎えて感染が拡大することを懸念し、手洗いやマスクの着用、定期的な換気など基本的な感染対策を呼び掛けています。