猛暑の続く京都でまさかの光景が広がっていました。

■観光客がいない?猛暑の京都で異変

 厳しい日差しが朝から京都を照り付けます。皆さん、橋の下の日陰で休んでいるようです。

名古屋から来た人 「(ウクレレの)朝練をしていた。単純に暑い。誰もあっちにいなかった」

地元住民 「(仕事の)休憩時間です。暑くて嫌になる」

 涼しい秋は川沿いで休む人もいますが、やはり、25日は観光客の足は遠のいています。

■“涼”求め穴場スポットに多くの人

 そんななか、世界遺産・下鴨神社に現れた涼しげな光景。着物をたくし上げながら歩く観光客の姿も。

 これは土用の丑(うし)の日の前後、10日間かけて行われる「足つけ神事」。その名の通り、池の水に足をつけることで無病息災を祈ります。

観光客 「もう最高です。身も心も清められます」 「めっちゃ冷たい」 「上は暑いけど下が冷たくて気持ちいい」

下鴨神社 権禰宜(ごんねぎ) 大塚高史さん 「下鴨神社の地下から湧き出ている水でして、鴨川の源流の一つ。大体14℃から15℃くらいの温度」

 この期間、訪れる人は毎年10万人以上。人気スポットは他にも。

下鴨神社 権禰宜 大塚高史さん 「下鴨神社の休憩所『さるや』という場所です」

 かつて氷室があり、お祓(はら)いのため氷を口にしたことなどにちなんだかき氷です。

大阪から来た人 「氷がふわふわ。イチゴも味がしっかりしていておいしい」

京都市在住の人 「インスタグラムで見て、ジャブジャブしたかったから来た。(池が)気持ちよかった。冷たかった」