イスラエルへの報復を宣言しているイランは、報復措置を実行に移すまでには長い時間を要するとの見解を示しました。

 イランはハマスの最高指導者ハニヤ氏が、イランで暗殺されたことを受けてイスラエルへの報復を宣言していますが、ロイター通信によりますと、イラン革命防衛隊のナイニ報道官は20日、「報復措置の実行までには長い時間がかかる可能性がある」と述べました。

 アメリカCNNはガザの停戦合意が成立すれば、イランがイスラエルへの報復措置を断念するかもしれないという兆候がいくつかあるとし、当局者の話としてイランが戦争拡大の引き金になるのを恐れ対応を遅らせているとしています。