核兵器の廃絶を目指す市民団体が、仙台で集会を開き、「核兵器禁止条約」に日本政府も批准するよう訴えました。

 この集会は県内の被爆者らでつくる「核兵器廃絶ネットワークみやぎ」が開いたものです。

 参加者は声を合わせて、ピースコールを行うなどして、日本政府に対し、核兵器禁止条約を批准することなどを求めました。

 核兵器禁止条約は、2021年に国際条約として発効し、70の国と地域が批准していますが、日本は批准していません。

核兵器廃絶ネットワークみやぎ

木村緋紗子代表

 「被爆国である日本が、なぜ批准をしないのかという悔しさがあるので、私が声を大にして、生きている限りは皆さんに伝えていきたい」

 主催した団体は、今後もこうした集会を開くなどして、核兵器廃絶を訴えていくことにしています。