古代東北の政治文化の中心として繁栄した宮城県の多賀城の創建1300年を記念した式典が行われ、復元が進む南門がお披露目されました。
多賀城は西暦724年に創建し、当時の役所陸奥国府が置かれるなど東北の中心として栄えました。
2024年は創建1300年の年に当たり、1日は復元工事が行われている南門が期間限定でお披露目され、節目を祝うための式典が行われました。
式典では、航空自衛隊松島基地所属のF2支援戦闘機が展示飛行したほか、公募で選ばれた市民らが雅楽とダンスを融合させたアートプログラムを披露しました。
深谷晃祐多賀城市長「多賀城跡に自然のありのままの美しい色や音が変わらずに残っていること。それらを守り続けてきた人々によって形つくられた、歴史的風致の残るこの多賀城を改めて誇りに思います」
多賀城南門は残る周辺工事を完了させ、2025年4月から一般公開される予定です。