シーズン初めての渡り鳥の調査が宮城県一斉に行われました。

 調査は約500カ所の川や沼で行われ、このうち伊豆沼では県の職員らが双眼鏡などを使い鳥の数を数えていきました。

 渡り鳥は、ロシア極東部の繁殖地から越冬のため日本に飛んで来ます。
 ピークを迎えたガンに続き、1月中旬にかけてはハクチョウやカモも最盛期を迎える見通しです。

 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団嶋田哲郎研究室長「伊豆沼というねぐらも安定していますし、周りには農地がいっぱいあります。そこで十分食べて栄養をつけて冬を過ごしてほしい」

 宮城県によりますと、この日確認された渡り鳥は約21万羽で秋に暖かい日が多く前年より3万3000羽ほど減りましたが、それでも歴代7番目の数となり、順調だということです。渡り鳥調査は、1月と3月にも行われます。