変電所で火災が発生した想定で、東北電力ネットワークと消防が合同で訓練を行いました。
宮城県加美町の変電所で行われた訓練は、地震で変圧器の一部から出火しけが人が出た想定で行われ、加美消防署の署員と東北電力ネットワークの社員27人が参加しました。
変電所は消防が入る機会が少ないことから、消防車の停車位置やホースを設置する場所を確認した他、泡消火剤の放水が行われました。
加美消防署今野重人副署長「今回の訓練を通して危険性を事前に把握して、万が一の際は関係機関と協力して迅速に対応に当たってまいりたいと思います」
2022年の福島県沖地震では、仙台市太白区秋保の変電所で火災が発生していて、東北電力は今後も災害に備えた訓練を実施するとしています。