大地震などを想定した自衛隊と東北の各自治体などによる大規模な防災訓練が15日から始まりました。コロナなどの影響で6年ぶりの実施です。
大規模防災訓練みちのくALERTは、東北全体での災害対応能力を高めようと、71自治体と46関係機関が参加して15日から10日間の日程で行われます。
訓練は、岩手県沖を震源とする震度6強の地震や風水害が同時に発生したという想定で行われ、15日は指揮所で被害状況を確認し関係機関と共有する流れを確認しました。
16日からの2日間は、宮城県石巻市に発生した孤立地域で海や空から救援活動を行う訓練などが予定されています。