宮城県石巻市では、今シーズンの養殖ノリの収穫作業が始まっています。

 20日朝、石巻市渡波の沖合では網に付いたノリを機械で刈り取る作業が行われました。

 石巻湾は海水温が例年よりも2℃から3℃ほど高い日が続き生育が心配されましたが、今週に入り気温が下がり、しけで海が攪拌(かくはん)されて栄養分が増えたためまずまずの出来だということです。

 生産者阿部正春さん「ノリは日本の食卓の文化なので、おいしいノリを何が何でも届けていきたい。おいしいノリを食べていただきたい」

 県漁協石巻湾支所では、今シーズンは例年並みの約6000万枚の生産を目指すということです。