宮城県蔵王町のスキー場で、シーズンを前にゴンドラから乗客を救助する訓練が行われました。

 みやぎ蔵王えぼしリゾートで行われた訓練は、運転中のゴンドラが停止し乗客が閉じ込められたという想定で行われ、従業員と消防署員約30人が参加しました。

 従業員と救助隊員らは約7メートルの高さに停止しているゴンドラの上にロープを使って登り、救助用ロープで乗客を1人ずつ地上に降ろすまでの手順を確認しました。

 宮城蔵王観光索道部高橋克啓次長「これから新しく入ってくるメンバーもおります。しっかり注意点などを教えていきながら継承していきたいと思います」

 みやぎ蔵王えぼしリゾートでは29日にスキー場開きを行い、積雪量をみて営業を開始することにしています。