仙台市太白区の長町商店街エリアで、29日からにぎわい創出の社会実験が行われます。社会実験に合わせて28日午後10時から一部の車線が規制されます。

 社会実験は、大型の商業施設が立ち並ぶあすと長町や長町南に比べて訪れる人が少ない商店街ににぎわいを生み出そうと仙台市などが行います。

 対象は長町駅前交差点から広瀬橋交差点までの約1キロの区間で、4車線のうち両側1車線ずつを規制して歩道と合わせて幅約6メートルの空間を作り出します。

 この空間にはベンチなどを並べて休憩スペースが設置されるほか、車道との間に自転車の専用レーンも設けられます。

 社会実験は11月29日から12月1日まで実施され、期間中はキッチンカーの出店や子ども縁日など親子で楽しめるイベントなどが予定されています。

 米工房いわい岩井宏太会長「商店街は地下鉄ができてからまるっきり人通りが無くなってしまって。広くなれば自転車の道路も整備されるので、お客さんもゆったり買い物ができるのではないかなという期待感はありますよね」

 社会実験の準備のため、対象区間では11月28日午後10時から12月2日の午前6時まで交通規制が行われます。