日向灘を震源とする最大震度5弱を観測した13日の地震では、高知県沿岸部で10センチの津波を観測しました。県は引き続き、地震への備えを呼び掛けています。
13日の地震では宮崎県と高知県に一時、津波注意報が出され、高知県では室戸岬や土佐清水で10センチの津波を観測しました。
沿岸部の19市町村には一時、避難指示が出され、黒潮町では町役場に6人が避難したということです。
県は、南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくないという状況は変わらず日頃から備蓄品の確認など備えをしっかりと行ってほしいとしています。
今回の地震では宮崎、鹿児島、大分で合わせて3人がけがをしていて、宮崎県では落石などの被害が出ています。