上皇后・美智子さまが詠まれた未発表の466首を収めた歌集が15日に出版されます。
歌集「ゆふすげ」は、上皇后さまが昭和、平成の時代に詠まれた歌が466首収められています。
皇室の和歌の相談役「御用掛」の永田和宏さんが作品を広く知ってもらおうと強くすすめ、宮内庁とやりとりをして出版につながりました。
去年、右大腿(だいたい)骨を骨折してリハビリを続けていた上皇后さまですが、側近によりますと、全く杖を使わずにごあいさつを受けるなど、元日の新年行事に臨まれたということです。
2日の一般参賀も上皇さまとともに参列されました。
上皇ご夫妻は毎日、午前は仙洞御所の中を階段も含めて歩き、午後は赤坂御用地を散策されています。
側近は今後について「術後のリハビリというより、ご高齢になっているので転倒防止の意味合いで歩行訓練を続けていただきたい」としています。