ウクライナはロシアによる侵攻が始まって以来、最大規模のドローン攻撃を行いました。

 ロシア国防省は14日、ウクライナによる大規模なドローン攻撃があり、180機のドローンとアメリカ製の長距離ミサイル「ATACMS」6発、イギリス製の「ストームシャドー」8発などを迎撃したと発表しました。

 独立系メディアによりますと、12の地域が被害を受け、ウクライナとの国境から1000キロ以上離れたタタールスタン共和国やサラトフ州のエネルギー施設などが損傷しました。

 防空活動の影響で、カザン、ペンザ、ウリヤノフスクなどの少なくとも6つの空港が一時的に閉鎖されました。

 過去にウクライナが一度に100機以上のドローンを使用した攻撃は6回あり、去年9月の158機がこれまでで最大規模の攻撃でした。