茨城県に住む男性に「審査に通りました」などと融資を案内するFAXが届き、男性は複数回にわたり振り込みをして、およそ230万円をだまし取られました。

 警察によりますと、龍ケ崎市に住む建設業の男性(60)の住宅に2024年12月、「審査に通りました」「最低でも500万円お貸しします」などど書かれたFAXが届きました。

 男性が記載されていた電話番号に連絡すると、融資会社の社員を名乗る者から契約事務手数料として27万円を要求され、男性は指定された口座に金を振り込みました。

 その後も「手続きに不備があった、さらに手数料が必要」などと言われ5回にわたって振り込みをし、合わせておよそ230万円をだまし取られました。

 男性が警察に相談したことから事件が発覚したということです。

 警察は「融資を受ける前の支払い要求は詐欺」として注意を呼び掛けています。