中国・蘇州市で去年6月に日本人親子らが切り付けられた事件で、被告の中国人の男に死刑判決が言い渡されたことについて林官房長官は「厳粛に受け止める」と述べました。

林官房長官 「全く何の罪もない子どもを含む3人を殺傷した犯行は到底許されるものではないと考えておりまして、今回の判決を厳粛に受け止めております」

 中国で日本人に対する殺傷事件が相次いだことに林長官は、海外に渡航や滞在する日本人の安全・安心を確保することは「政府の最も重要な責務の一つだ」と述べました。

 そのうえで、中国側に対して日本人の安全確保について「引き続き強く求めていく」と強調しました。