今月20日の大統領就任演説でトランプ氏はパナマ運河について「中国が運河を運営している」と主張し、運河を「取り戻す」と強調しました。

 この発言について、パナマと中国の政府は運河の中国の管理権について否定したうえで、「パナマの運河はパナマのものである」と主張しています。

 こうしたなか、ルビオ国務長官は現地パナマを訪問し、運河の管理権返還について議論する見込みだとポリティコが報じています。

 また、ルビオ国務長官は中米のグアテマラやエルサルバドルなど、不法移民がアメリカ国境を目指すための主要中継地点となっている国々を訪問し、不法移民対策について議論するとしています。