韓国の非常戒厳を巡り、検察は「内乱」を主導した罪で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を起訴しました。
検察はこれまでの証拠や資料を検討した結果、「起訴相当と判断した」とし、内乱を主導した罪で起訴したということです。
尹大統領はこれまで捜査当局の取り調べに一貫して応じず、検察が求めていた勾留の延長申請についても25日、裁判所が認めていませんでした。
検察は27日までとされる勾留期限を前に、尹大統領の起訴に踏み切った形です。
尹大統領は最長で6カ月間身柄が拘束され、裁判が行われることになります。
一方、尹大統領の弁護側は「最悪の選択をした」としたうえで、「捜査の違法性を徹底的に明らかにする」と強調しました。