埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故は発生からまもなく100時間を迎えます

 (社会部・阿部佳南記者報告)  1日、報道陣が穴の近くまで来ることが許されました。かなり大きな穴です。交差点にまるまる穴が開いているような状態です。

 先ほどまで作業が行われていましたが、10分ほど前にオレンジ色の重機が大きな音を出して一部故障した可能性があります。今は作業が一時中断しています。

 そして、その先に見えるのは雨水管でしょうか。途切れた状態の管がいくつも見えます。

 消防などによりますと、1日も引き続き、穴の側面に緩やかなスロープを作る作業が行われていて、映像でも分かるように、ゆるやかな斜面ができつつあります。

 早ければ午後5時にも完成するということです。

 そして安全確認が取れ次第、1日にも中に重機を入れて土砂を取り除いた後、取り残された運転手の捜索を開始する見通しだということです。

 また、埼玉県の大野知事や八潮市長が現場を視察に来ています。今も救助にあたる職員の激励などが目的です。

 事故が発生した直後から、運転手がいるとみられるキャビン部分は目視で確認できていません。

 現場では救助活動が続いています。