12日は富士山の山頂付近に笠雲がみられました。

 笠雲は上空が湿っていて強い風が吹いている時に現れ、12日は日本海にある低気圧や前線によって湿った強い風が富士山周辺でも吹きやすい気象条件だったといえます。

 この笠雲は天気の下り坂のサインといわれていて、その言葉通り、西から雨雲が拡大し、午後は東海付近まで流れ込んでいます。

 夕方以降は関東でも南風が強まる見込みで、関東地方などで春一番の可能性があります。

 春一番とは、冬から春へと季節が変わる時期に初めて吹く南寄りの強風のことです。

 関東地方では、去年2024年は2月15日に発表されました。