アメリカのトランプ大統領の特使がロシアを訪問し、プーチン大統領と3時間半、会談しました。

 ワシントンポストはフォックスニュースの司会者ショーン・ハニティ氏の話として、トランプ大統領の中東担当特使を務めるスティーブ・ウィトコフ氏が11日にモスクワを訪れた際、プーチン大統領と3時間半にわたって会談したと報じました。

 ロシアによるウクライナへの侵攻について話し合われたとみられます。

 この会談について、ホワイトハウスはコメントしていません。

 また、ニューヨークタイムズは、ウィトコフ氏はモスクワを訪問する前、プーチン大統領に近いサウジアラビアやカタールの関係者とウクライナ情勢について協議したと報じています。

 トランプ政権のウクライナ特使はキース・ケロッグ氏が担っていますが、トランプ大統領がウィトコフ氏にウクライナ問題に関する交渉を主導する権限を数週間前、秘密裏に与えたとしています。