就労資格の無いネパール人を宮城県栗原市の廃品買取業者に不法に就労させたとして、ブローカーの男が逮捕されました。

 千葉県のネパール国籍ブダトキビノド容疑者(38)は2024年9月、就労資格の無いネパール国籍の男2人を栗原市の廃品買取業者に紹介し、不法就労をあっせんした疑いが持たれています。

 紹介を受けた2人は、ネパールで数百万円の紹介手数料を払いビノド容疑者らブローカーが報酬を得て日本で仕事をあっせんしていたということです。

 ビノド容疑者らは、働き口の無いネパール人を観光ビザで入国させ難民認定の制度を悪用して滞在させていたとみられています。

 警察の調べに対してビノド容疑者は「間違いない」と容疑を認めていて、警察は他の会社にもあっせんしていたとみて調べています。