交差点で車が追突。運転手はイヤホンを付けていました。

■映像に“イヤホン”運転手

 片側2車線の県道を走っている時のことでした。

 交差点に差し掛かった瞬間、前の車が停止。左側から救急車が。合わせて止まると…。

運転していた男性 「ブレーキ踏むと後ろからドーンッて感じで」

 後方カメラには追突の瞬間が…。

運転していた男性 「(追突された)瞬間と同時に首に激痛が走って、そのままうずくまった状態で車内でじっと構えていた」

 後ろの車を運転していた人物は、よく見てみると両耳にイヤホン。左手にはスマートフォンを持っているようです。

 追突した後も慌てる様子は見られず…。

運転していた男性 「一切、何の表情もなく、下でこちょこちょスマホ操作してイヤホン取って、何知らぬ顔でもう一回、座り直しましたよね。ちょっと理解できないなって」

 追突された車は後ろのフレームが破損。50万円ほどの修理代がかかったといいます。

 男性は、いわゆる「むち打ち」の診断を受け、事故から2カ月経った今も通院を余儀なくされています。

 交通事故の専門家によりますと、イヤホンを使用して周りの音が聞こえないような状態で運転することは多くの都道府県で禁止されています。愛知県でも違反した場合は5万円以下の罰金対象になるということです。

 警察が道路交通法違反の疑いで捜査しています。