25日、日中の東京都心は気温12℃。風は弱く、春を感じる一日でした。そんな春の匂いがし始めている東京・銀座の街でファッションのポイントを聞いてみました。
■コート脱いで“春の装い”
ブーツ“脱却”をした人(70代) 「少し早いと思ったが、暖かくなったのでコートを脱いできた。全然、ちょうどいい感じ。やっとコートが脱げる」
晴れやかな表情の理由はもう一つ…。
ブーツ“脱却”をした人 「(Q.素足ですね?)きのうまでブーツ履いてました」 「(Q.それがきょうは?)やっとブーツから脱却。身も心も軽くなった」
靴下を仕込む人(50代) 「ちょっと体が重いので、上着だけでもせめて春仕様で」
春めくおしゃれには“秘密”があります。
靴下を仕込む人 「靴下をちょっと…靴下を仕込んでおります」 「(Q.寒さ対策ですね?)夕方、犬の散歩もあるので」
淡い色のワントーンコーデで宮崎から来た人(40代) 「歩いて皆さんのファッションを見ながらかっこいいなと思い、見るだけで刺激を受ける」
女性は宮崎から旅行中です。
淡い色のワントーンコーデで宮崎から来た人 「暖かくなってきたので、淡いお色も使おうと思った」 「(Q.東京で購入したものは?)東京で購入したものがスーツケースの中にある。4着ほど購入した。春の薄手のカーディガンとか、和光と伊勢丹で(購入)うれしいです」
都内の衣料品店でも春支度を進める人たちが…。
50代の人 「(Q.きょうは春服を見に来た?)そうですね。これはワンピースの下に着る」 「(Q.これはいつ着る予定?)きょう、あすで、買えばすぐ着る」
女性が見据えるのは、もはや夏の装いです。
50代の人 「夏着るワンピースの下に色が合うかなって今考えている。日本って今は夏と冬しかないって私は思っているので」
そんなトレンドは店のランキングにも現れていました。
ワークマン 広報部 松重尚志さん 「汗に反応して最大マイナス10℃まで涼しくなるウェアになっている。今週の販売ランキングだと、10位以内に入るほどの大人気商品」
真夏も着れるTシャツが今、売れる訳は…。
ワークマン 広報部 松重尚志さん 「運動する際に使用できるように事前に準備している人が多い印象。春が短くなってきたとか、お客様も気温や気候に対してすごく敏感になっているのではないか」
一方、春の辛さを抱える人から支持される商品も…。
ワークマン 広報部 松重尚志さん 「衣類の上に付いている花粉やダニなどの排泄(はいせつ)物を少し抑えていただくという春先にすごくオススメのウェア。春先のお悩みにはすごく重宝されるかな」
今週は各地で季節外れの暖かさとなる見込み。本格的な花粉シーズン突入となりそうです。