アメリカのトランプ政権がウクライナへの軍事支援を一時停止したことを受け、ウクライナの首相はすべてのルートを通じて支援再開を働き掛けていくと述べました。
4日にキーウで記者会見したシュミハリ首相は、これまでのアメリカに支援に対して感謝を述べ、鉱物資源を巡る協定に関してウクライナ側は署名する準備が出来ていると述べました。
そして「トランプ政権や議会などすべての外交ルートを通じて冷静に協力し続けていく」と述べ、アメリカの支援継続を求めていく考えを示しました。
一方、ウクライナの隣国ポーランドのトゥスク首相は国境や物資供給拠点からの報告が「アメリカ側の発表を裏付けている」として実際にアメリカからの軍事支援が停止されたとの認識を示し、「状況は深刻だ」と述べました。