中国の今年の経済成長率目標は、去年と同じ「5%前後」に設定されました。また、国防予算の伸び率は7.2%と、4年連続で7%を超えました。
中国の国会にあたる全人代=全国人民代表大会に合わせて発表される資料に盛り込まれました。
アメリカとの貿易戦争が本格化し、経済成長への影響も懸念されますが、成長率目標の引き下げはありませんでした。
また、今年も7.2%と大幅な増加となった国防予算について全人代の報道官は「平和は実力によって守られる。中国は強大な国防力を持ち世界の平和と安定を維持する」と強調しています。